新しい洋楽への興味の持ち方
私は親の影響で小学生の頃から洋楽を聴き始め、それからどっぷりと洋楽にハマり、高校生の頃には100枚程度のCDをコレクションし、全米チャートを毎週チェックし、Yahoo!知恵袋の「洋楽」カテゴリーでベストアンサーを貰うことに心血を注ぐような学生になっていた。
しかし、学校で友達と音楽について喋る時は、流行りの邦楽の話をするようにしていた。
なぜなら、学生の世界では洋楽を聴いている人間と言うのは、「意味も分からないのにカッコつけて聞いているキモイ奴」になってしまうということを知っていたからだ。Beatsのヘッドフォンを付けて、萌え袖でカーディガンを着ている卓球部だった私の高校時代を考えるとあながち間違いではないのかもしれないが。
そして私は、今同じような学校生活を送っている未来の自分を救いたいと思った。では、どうすればいいか。
答えは1つ。みんなが洋楽を聴くのが普通の世の中になればいいのだ。しかし、勿論それがなかなか難しい。「何を言っているのかわからない」など洋楽自体に苦手意識を持っている人も少なくないため、まず洋楽に興味を持ってもらうことが難しいのだ。
では、どうすればよいか。そこで私はあることを思い出した。2017年に行われた第3回WBCだ。そして、その時テーマソングに使われていたJourneyの「Separate Ways」という曲が、あることで話題になったことを思い出した。
そのあることとはPVの面白さだ。まず一度見ていただきたい。
Journey - Separate Ways (Worlds Apart) (Official Music Video) - YouTube
たしかに面白い。「何でピアノを壁に貼り付けてるんだよ!」「ロケ地ここで良かったの!?」「ラシュモア山の大統領の彫像みたいに歌うな!」など思わずツッコミたくなるようなシーンが多すぎる。
そして私は、洋楽に興味を持ってもらう答えはここにあると思った。
皆さん今、PVのツッコミたくなるようなところを探している間に1曲聞き終えてしまっていたのではないだろうか。そして何となく曲が耳に残っているのではないだろうか。
そう、このようにPVのツッコミどころを探しながら見ていると洋楽に苦手意識がある人でも簡単に洋楽と触れ合うことが出来るのだ。そしてこれを色々な曲で繰り返していけば、いずれ自分の好きな洋楽に出会い、最終的に洋楽を好きになる、私はそう考えた。
そこで今回は、クイズ方式でこれから紹介する3曲のPVに対しての、私のツッコミを予想しながら見ていただき洋楽好きになる第一歩としていただきたいと思う、それでは早速始めよう。
1.Rick Springfield 「Jessie`s Girl」
たぶん皆さん同じところでツッコミたくなるとおもわれる簡単なPVだ。
ヒントとして、このPVの私のツッコミは「〇〇に〇〇!?」だ。
皆さんも予想しながら見ていただきたい。
Rick Springfield - Jessie's Girl - YouTube
いかがでしょう。わかっただろうか。それでは正解を発表します。
正解は、
開始から3分11秒の場面「急にスーツ犬!?」だ。
https://youtu.be/qYkbTyHXwbs?t=3m11s
これは簡単でしたね。このような感じで進めていきます。それでは次の曲に行きましょう。
2.Utopia 「Cry Baby」
このPVの私のツッコミは「〇〇を〇〇すぎるだろ!!」だ。
このPVはツッコミどころが多いのですが皆さん、ここだ!というシーンを予想しながら見ていただきたい。
Todd Rundgren and Utopia Crybaby - YouTube
いかがだろうか。それでは正解を発表します。
正解は、
2分22秒の場面、「お皿を投げる力強すぎだろ!!」だ。
https://youtu.be/nwdw3bdr7vw?t=2m22s
他にもいろいろツッコミたくなる場面はあったかと思われるが、私がルールブックなので悪しからず。
それでは次が最後の問題です。
3.The Romantics「Talking in Your Sleep」
この曲の私のツッコミは「いや〇〇、〇〇の〇〇か!!」だ。
ずっとほぼノーヒントと同じくらい〇〇で隠れているが皆さん予想しながら見ていただきたい。
The Romantics - Talking in Your Sleep - YouTube
いかがだろうか。それでは正解を発表します。
正解は、
PV全体に対しての「いや背景、高校の文化祭のお化け屋敷か!!」でした。
どうだっただろうか。苦手意識があった人も1曲丸ごと聞けたのではないだろうか。好きな曲は見つかっただろうか。これを読んで洋楽に興味持った人がいれば幸いだ。
こんなツッコミたくなるPVあるよ、というのがあればぜひ家族でも友達どうしでもやっていただきたい。
勿論同じ要領で洋楽好きな子に邦楽を勧めることも可能だ。そして、その時に私がオススメするのはこの曲だ。
それでは、また。